これは恋なのです。そうに違いないのです。

               懐かしさに焦がれた胸がちぢこまって潰れて消えるかのように、

               そう、いっそ、夢でも構わないのです。

               花の香に思いを馳せる間でもなく、

               星々の光の緒を紡ぎ取る間でもなく、

               冷ややかな指先に触れさせて下さい。

               嗚呼、そうなのです。死んでしまいそうなのです。

               これは恋なのです。それ以外の何物でもある筈がないのです。

               切なさに咽が詰まってからからで如何仕様もない位に、

               ええ、寧ろ夢であって呉れたらどんなにかしあわせな事か。













                                             お題:「夢でもいいよ」
























SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送