この星の終わりより先に僕の終わりが来る事は自明です。

               この世界の終末に僕が係わらないだろう事は明らかです。

               しかし若しこの星が終わる時に僕が未だ存在していたのなら、

               そして若し其の時迄に僕の世界が崩壊していなかったのなら、

                  其の時はきっと僕の世界の終わり。


               僕は存在する事で僕の存在を知ります。

               僕は存在する事で僕の世界を知ります。

               では僕の存在が消えたなら、

               いや僕の世界が消えたなら、

                  其の時はきっと僕の終わり。


               僕の世界は僕に僕を認識させ、

               僕は存在する事によって世界を立証し、

               つまり世界か僕のどちらかがなくなったとしたら、

               つまり僕と世界は同時になくなると云う事で、

                  僕はこの星の終わりなど、きっと知らずに終わるでしょう。










                                             お題:この星が終わる時












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