若しかしたら宇宙空間も
              何か極小生物の体内に在るのかも知れないね。
                  細胞一つ一つが小宇宙である様に、
              この広い空間は
                                   何処か別の小宇宙の中に。


       そして俺は格闘ゲームのサントラを聴き乍ら
                宇宙空間より地球を見下ろした。
                       確実に体積が減っている。
                         其の減った分は土星の輪の様に
                                      蒼い球体を
                                     取り囲んで、廻って、

                               所詮死んでも抜けられない
                                      母性含めて一つの生命体。
      父はかの空か。母はかの海か。


                    生命が種の保存の為に、
                    種は其の形質と遺伝子と為に子を生していると云うのなら、
                    其れ等の祖は地球に在り、宇宙に在り、
                    暗黒を取り込む何者かの内部に在るのだろう。
                    しかし分化した俺達は例えば黒髪であるべしとの遺伝子を残して
                    果たして其奴の役に立ったのか。
                    ゾウリムシが水中に居る事に意味はあるのか。
                    ゾウリムシを喰う小魚が絶滅したとして、
                    大いなる存在は一体何を失ったと云うのか。
                    俺達が癌細胞か其処等ではないのなら
                    パンダを保護して何に成る。
                    若し俺達が癌細胞か其処等なら、
                    何時か手術で排除されるべきなのだろうか。


               神の体内に住まう、此れは素粒子の戯れ言ではあるけれど、
                              細胞の考えている事がヒトには聞こえないのと同じくして
             俺のこの小さな文字列は
                    神様なんかに届きやしない。
 





































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