水の音に星が掻き消されて 風の冷たさで刻は流された 夜毎神話が辿り着く 彩の見えない関節人形 硝子の瑕は光を曲げて 歪んだ世界を映し出す 蝶の帰りを待つ君は永遠に夢見人 月は枯れ木に泊まりはせずに 久遠の空へと飛び立った 夜毎神話が舞い降りる 動き疲れた関節人形 硝子の瑕は光を曲げて 歪んだ世界を映し出す