結局の処誰にだって 未来なんて見えやしない
              運命を叫んだ処で 誰も其れを見た事がない
              「未来を変える事は不可能だよ」
              だって其の先こそが運命が定める処の未来なんだから

              どの詩人の唄にも 諦めて幸せになった男は出て来ない
              どの物語の中にも 救い出されなかった姫君なんていない
              たまたま そんな奴だったんじゃない
              そうでもしないと儲からないからね

              この世界の意味を知っている?
              知っているなら君は立派な愚か者だ
              訳も分からず国民達は 穀物を兵士に奪われていく
              人の肉って食べた事ある?
              「ないけどさ、きっと涙が出るよ」
              嗚呼 此れで 一週間は生きていけるってね
              要するに 一週間後には同じ事をしなくちゃいけない訳さ


              神の御言葉に宿る導は
              色を変え 角度を変えて 次々と僕等に降り掛かる
              掴もうとすると消えるんだ「未だ其処にあるのにね」
              神の導か指し示す真意は
              幾つもの跡を残して天空へ突き刺さる
              引き込まれて僕も消えるんだ 「本当は何もありやしないけど」


              結局の処誰だって 未来なんて視えやしない
              運命を叫んだ処で 其の声は 受諾されずに虚空へと消えて逝く
              この唄の意味を知っている?
              知っているのなら君は愚かな大神だ

              神の御言葉に宿る導は
              色を変え 角度を変えて 其れでも僕等には決して見えない
              幾つもの運命を率いて天空へ掻き消える「本当は何もないんだけどね」

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